中学生の頃⑤
部活動に関しては、1年生の夏休みまでは吹奏楽部だったのだが、休むと自宅に電話をかけてくる先輩がいて怖くなったので退部した。
その後は陸上部、体操部と転々とし、最後に卓球部に流れ着く。
卓球部には親友の野田くんがいたので、一緒に練習したり、試合をしたりして楽しく部活に参加することができたのだった。
中2になると、クラス編成が変わり、仲の良かった友達が周りに誰もいなくなってしまった。
そのため、僕はこの辺りから少しメンタル面で不安定になり、親に対しても反抗するようになった。
そのような苦しい状況下において、卓球部には助けられた。
同じクラスに友達はいなくても、部活で練習をしていれば、気持ちが晴れやかになったのだ。
そんなある日、放課後に部活にいってみると、同学年の部員が卓球場で“エロ漫画”を読んでいた。
僕自身は、小6の頃ぐらいからエロいことに多少興味はあったのだが “エロに興味を持つ=悪いこと”という概念を植え付けられていたため、一歩踏み出せずにいた。
それが、この身近に現れた“エロ漫画”がきっかけとなり、僕の中にあった好奇心のダムが一気に決壊したのである。
僕はエロ漫画を読んでいた部員に声をかけ、漫画を貸してもらい、卓球の練習など無視して1巻をわずかな時間で読み切った。
そこからは僕の中にある“エロに対する情熱”が燃え上がっていく。
当時、土曜日の深夜にテレ東系列で放送されていた“ギルガメッシュないと”や“トゥナイト2”といったエロ要素を含む番組を夢中になって視聴するようになった。
特に“ギルガメッシュないと”は今現在の常識では考えられないほど過激であり、同級生の間でも話題になっていた。
“トゥナイト2”に関しては、あまり知られていない気がするが、一部の番組コーナーはギルガメよりも性描写が強かった。
某AV男優が下着姿の女性のブラジャーをはずし、乳首に氷を押し当てる。女性はアンアン言いながら下半身をビクンビクンさせる、といった内容は当時の僕には刺激が強すぎて気を失いそうになったことを覚えている。
そんな感じで当時中2の僕は大人の階段を着実に登っていたのである。
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