高校生の頃⑤

いよいよ高校も最終学年となった。


なお、高2の最後に理科の科目選択があり “物理”か“生物”のどちらか一方を選ぶ必要があったのだが、僕は“物理”を選択した。


理由は物理の方が受験で有利だという話を聞いていたから。



ただ、僕は理系の私立大学を志望していたので、英語、数学、化学の3科目のみを勉強していればよいと考えていた。


なので、正直、理科の科目選択はどうでもいいと思っていたのである。




そんなわけで、高3になると、理系クラスの中の物理クラス、3年D組の生徒となった。





4月に授業が始まると、みんな真剣に勉強に取り組んでいて、教室内の雰囲気がこれまでとは違っていたことを覚えている。


クラスの多くの生徒がMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)以上のレベルの大学合格を目指し、努力していた。




そして迎えた5月の“第1回全統記述模試(河合塾)”



僕は高2の夏から受験勉強をしているわけで、できて当然のはずである。




しかしながら、結果は惨憺たるものだった。


【全国偏差値】
・英語 47
・数学 46
・化学 49





おかしい。


僕は“和田式勉強法”通りにちゃんと勉強している。



本来であれば、東大とまではいかなくても、それに準ずる大学に合格できるだけの学力が身についているはずなのだ。





一体なぜ??





わかった。


問題演習が不足しているからだ。




数学は青チャートを暗記しているだけで問題を解いてないし、化学も重要問題集を暗記してるだけだ。

英語も普段使っている教材で扱われている長文の難易度が低いことが原因に違いない。英単語ももっと覚えなくては。




では、教材を追加しよう。


こうして僕は以下の教材(和田式勉強法の本に記載されている推奨教材)を追加で学習することにしたのである。



【英語】
・英文標準問題精講(旺文社)
・速読英単語 必修編(Z会)

【数学】
・大学への数学 1対1対応の演習(東京出版)

【化学】
・理系標準問題集(駿台文庫)
・化学の新研究(三省堂)



理系の大学を受験した方ならこの時の僕の考えがいかに愚かであったか、わかって頂けるとは思うが、当時の僕は至って真剣だった。



絶対に難関大学に合格して中学受験のときの雪辱を果たしてやる。




僕はこうして高校3年生の1年間を突き進んでいた。




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