高校生の頃②
高校になると中学の時とは違って、各科目の学習内容が難しくなっていった。
それにも関わらず、定期テスト2週間前になってようやく重い腰を上げて勉強を開始する、という流れを僕は高校生になっても続けていた。
その結果、当然ではあるが、成績は下降の一途をたどっていく。
特に数学は授業をなかなか理解できず、テスト数日前になって、ようやく基礎的な部分だけわかるようになる感じであった。
そんな中、僕には1科目だけ得意な科目があった。
それは“化学”だ。

化学の点数だけは、なぜか毎回80点以上の高得点であり、高1の秋の定期テストでは96点を取ることができた。
これは学年1位の得点である。
そういえば、テスト返却後、どういうわけか化学の学年1位が僕である、という情報が広まり、僕のもとに他のクラスの生徒がやってきたりした。
恥ずかしかったけど、嬉しかったことをよく覚えている。
これがきっかけで、僕は化学という科目が好きになった。
なお、僕の学校では高1の冬に文理選択(文系か理系かを決めること)が行われるのだが、前述したように僕は化学に興味を持っていたので、理系に進もうと心に決めていた。
もちろん数学の授業がわけわからないのに大丈夫だろうか?という不安はあったが、そんな時にいつも脳裏をよぎっていたのが中1の2学期の中間テストであった。
以前の記事でも書いたが、僕はこの中1の2学期の中間テストにおいて、国語と社会で赤点(40点未満)をとっており、「自分って、もしかしたら文系の科目が苦手なのでは??」という考えが頭の奥深くに刻まれていたのである。
だから「数学は今は苦手でもなんとかなるはずだ。でも苦手な国語は勉強してもできるようにはならない」と無理やり思い込むことで、理系選択に対する不安を打ち消していた。
ちなみに、僕の友人は全員、文系選択であり、理系に進んだ場合、クラスに友達が1人もいないことが確定してしまう。
だが、人生の重要な選択を友達がいるとかいないとかで決めてはならない。
こうして僕は“修羅の道”に足を踏み入れることになったのである。
→「高校生の頃③」へ

