しょこたんウォッチャーだった頃⑥
第5回全日本クレーンゲーム選手権では、各都道府県につき約10店舗のゲームセンターにて“予選”が行われた。
僕のバイトが休みだった日は、埼玉県の越谷レイクタウンにある「namco イオンレイクタウン店」にて開催されていたので、早起きして現地へ向かう。
到着すると会場には10名ほどの参加者がおり、予選大会のためにセッティングされた台の周りに人が集まっていた。
時間になると、店員さんからの説明。

試合形式は単純で↑のように台の左側と右側を使って2人で対戦するというもの。
“グル~ミ~クロック”という大きめの壁掛け時計を先に落とした方が勝ち、というルールであった。
僕はこの対戦にて、時計を3回の操作で落とすことができ勝利。
決勝戦に進出した。

決勝は↑のカピバラさん財布を3分間に獲得できた個数が最も多かった人が優勝、というルール。
決勝に駒を進めた人はさすがにクレーンゲーム初心者ではなく、ある程度の熟練者だったが、僕はここで3分間に7個の財布をゲットすることができ優勝。
この結果、僕は“namco イオンレイクタウン店代表”として、北関東地区大会に出場できる権利を手にしたのだった。

そして、翌年の1月。
埼玉県三郷市にある大型ゲームセンター「ゲームパニック 三郷」にて北関東地区大会が行われ、僕はこの大会に出場した。
出場者は全部で25名。
いずれも店舗予選で優勝してきた猛者であり、この中から上位2名に全国大会の出場権が与えられる。
地区大会のルールは3つの台(6か所)を使用し、合計で何個のプライズをゲットできるのか、というもの(機種はUFO CATCHER 8)
制限時間は1分30秒×6=9分。
プライズの種類は以下の通り。
1: エイリアンVSプレデター プレデリアンリアルフィギュア
2: ポケモンプラカップ
3: スヌーピーぬいぐるみ
4: XL脱グル~ミ~ぬいぐるみ
5: リラックマ ポット&カップ
6: 世界の果てまでイッテQ! 珍獣ハンターイモトマスコット


肝心の結果は惨敗であった。
僕がゲットしたプライズは全部で7個。
ちなみに優勝者の獲得数は11個だった。
6か所(6種類のプライズ)で難易度に差があったが、いずれも一筋縄ではいかない設定となっており、ここで11個獲得した優勝者の方は化け物レベルだと言える。
なお、後から知ったが、この地区大会にはテレビ東京系列で放送されていた“TVチャンピオン”の「クレーンゲーム王選手権」に出場した経験がある凄腕の方も出ていたそうで、敗因が僕の実力不足であることは明らかだった。
(僕は井の中の蛙だったんだなぁ・・・世の中にはすごい人がいるもんだ・・・)
そんなことを考えながら僕は帰路についた。
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