しょこたんウォッチャーだった頃③
有り余る時間を使って僕はしょこたん関連のあらゆるイベントに参加した。
ライブ鑑賞だけでなく、握手会や番組観覧、小規模なイベントなども基本的には参加していた気がする。

特にしょこたんの5枚目のシングル「Shiny GATE」のPV撮影にエキストラとして参加したことは今でも印象に残っている。
当然ながら僕みたいなキモメンが映像に写り込むわけはないのだが、それでもしょこたんと一緒に1つの作品を作り上げていった、という点は意義深かった。
そういえば、この頃の僕はとあるSNSにハマっていた。
今は見る影もない“mixi”である。
最初のうちは1人ぼっちだった僕も、しょこたんについての情報を延々と投稿していくうちにマイミクさんが増えていき、彼らとイベント会場で実際にお会いすることもあった。
ちなみに当時の僕はmixiにて自身を“しょこたん情報部隊隊長”と名乗っていたわけだが、これが現在の“格安ソープ良嬢発掘部隊隊長”という名称の由来になっている。
なお、見ず知らずの人と会うことに対して最初は抵抗があったが、一緒にしょこたんについて語り合える人と友達になりたい!という気持ちが上回り、僕は同年代(僕より2~3歳ぐらい年下)のマイミクさんと仲良くなっていった。
そして、仲良しになったマイミクさんはファンクラブに所属していたため、僕のためにライブのチケットを取ってくれたりもした。
そうなると、東京以外の会場で行われるライブにも一緒に行きましょう、という話になり、僕は彼らと一緒に新幹線や夜行バスに乗って仙台、新潟などの地方都市にまで遠征するようになったのである。

こうして楽しく毎日を過ごしていた僕だったが、ここで1つ問題が生じた。
塾講師のバイトで得たお金だけでは金銭的に厳しくなってきたのだ。
「仕方ない・・・もう1つバイトを掛け持ちするか・・・」
というわけで、僕は自宅から自転車で20分ぐらいのところにあるスーパーマーケットで2つ目のバイトを始めたのであった。
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