浪人生の頃④
駿台での前期の講義も終わり、夏休みに入った。
英語の高橋先生が言うには「夏期講習はあまりたくさん講座を取らずに、前期テキストを復習する方がいい」とのことだったので、それを信じて前期の復習を徹底して行った。
今となっては記憶が定かではないが、英語、数学、化学ともに前期テキストを3~4周ぐらいは復習していたように思う(夏休み終了時点で)
そしてその勉強の成果は秋ごろになって現れ始めた。
駿台の模試はあまり参考にならないと言われていたため、河合塾の模試を中心に受験していたが “第3回全統記述模試”では英語が偏差値56ぐらい、数学が54ぐらい、化学が58ぐらいであり、第1志望・第2志望の理科大が(Bに近い)C判定、第3志望の青学がA判定という結果だった。
現役生時代の模試では理科大は常にE判定、青学はD判定が最高だったので、それを踏まえると確実にレベルアップはしていた。
しかしながら、懸念材料はあった。
それは、マーク模試が苦手、ということである。
僕が受験生時代のマーク模試はセンター試験を見据えて作成された模試であったわけだが、マーク模試の場合、記述模試よりも時間不足に陥る傾向が強かった。
具体的には、数学はⅠA・ⅡBともに全く時間が足りず6割ぐらいの問題にしか回答できない、英語は長文をある程度正確に読むことはできるのだが、時間が全然足りずに最後まで読み終わらない、という事態が毎回発生していた。
当然、マーク模試の結果は最悪で、総合偏差値は50に届かないこともあった(それでも現役の頃よりはマシだが、、、)
(僕はどうせセンター試験は受けないんだし、まぁいいっか)
そんなふうに考えて、不安な気持ちを押し殺していた僕だったが、年末に差し掛かる頃はかなり精神的に苦しかった記憶がある。
なお、後期になると、数学はテキストが難しすぎて、もはや手に負えなかったので、1段階~2段階下のレベルの講義(数学特講)の復習と前期テキストの復習を徹底した。
テキストは合計10周ほど繰り返し、これにより、数学全範囲の教科書レベルの内容は完全に習得したと思われた。
英語は英語構文と英文法、英単語を繰り返し復習したことで、英文の精読(英文をゆっくり読んで正確に理解すること)はしっかり行えるようになった。
化学はある程度、高度な問題にも対応できるだけの力が身についていたように思う。
こうして迎えた、2度目の大学受験。
果たして僕の運命やいかに・・・。
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